私がヨーガ療法を学んだ、日本ヨーガ・ニケタンは、
ヨーガ・ニケタン(インド・ウッタープラデシュ州リシケシ市)創始者スワミ・ヨーゲシュワラナンダ大師の
直弟子である木村慧心(ギヤーナ・ヨーギ)師が、ヨーガ・ニケタン本部と連携して 伝統的ラージャ・ヨーガの
叡智を日本に伝える活動(1981年より)を行っているところです。
ここでまずは、10回講座、ヨーガとはなにかを学びます。
卒業してヨーガ教師として活動してもいいし、さらにヨーガ療法を学ぶため20回講座に通ってもよし。
私はヨーガ療法士への道に進み、2年かけて卒業し、「ヨーガ療法士」として活動を開始しました。
ヨーガ療法が必要な現代社会
スピード感のある現代、情報量の多さにおぼれそうになるほどの社会、その中で私たちは自分の内面を
見ることを忘れ、ひたすら外の世界に適応することに四苦八苦しています。
私たちはストレスを感じると心の調子が悪くなることにのみ意識が行きがちですが、
心以上にその人の全生理機能が身体内部で必要な機能の調整を行い、最高の形で
そのストレスに対処できるように頑張っています。
例をあげると
・ 素早くエネルギーを得るために、体内に蓄積されていたブドウ糖や脂肪を燃料として血液の中に注ぎ込まれる。
・ より多くの酸素を供給するために呼吸数が急激に増える。
・ これら大量の酸素を脳や四肢の筋肉群まで運ぶために、血流に赤血球が多量に注ぎ込まれる。
・ 心臓の拍動が増加し、血圧も急激に上がり、血液を必要としている部分への供給を確保する。
・ 傷などを負うことに対応して血液凝固機能が活性化され、激しい動きに対応できるよう筋肉の緊張が高められる。
・ 食物の消化作用は止められてしまい、血液は筋肉や脳に向けて流されるようになる。
・ 発汗作用と唾液の分泌が増加する。
・ 脳下垂体に刺激されて、内分泌系の働きが活性化されてホルモンの分泌が促される。
・ 腸や膀胱の筋肉はゆるむ。
・ コルチゾンをはじめ、アドレナリンとノンアドレナリンが体内に分泌され始める。
・ より多くの光を受け入れるために瞳孔が開かれる。全ての感覚が過敏になる。
こ~んなにあるんです!
そして
ストレスが解消されると、再び平常な状態に戻されますが、そのストレスがその人に耐えられる限度を超える、
あるいは長引いた場合、このような身体内部の対応が持続され、身体に異常が現れてくるのです。
まさに過度のストレスは病の元!
ヨーガでは「心の不調和」がほとんどの病を含む心身症の大元であると考えています。
ヨーガ療法とはどんなことをするの?
ヨーガ療法では、まず身体の感覚に意識を持ち、ただあるがままの状態を冷静に見ることができるようにしていきます。
ゆっくりの呼吸と共に身体を動かし心のスピードを落とすことで、私たちの身体をつかさどる自律神経に働きかけます。
免疫系や、内分泌系、神経系、ホルモン系にも良い影響をもたらします。
【アーサナ】
目を閉じて身体の内側の声を聞きながら、自分のペースで動きます。ポーズを格好良くとる必要はありません。
緊張させて弛緩させるという繰り返しのリズムの中で緩む感覚をよく意識化すると、それが脳の奥にある視床下部まで
伝わり、真のリラックスへといざないます。
【呼吸】
普段無意識に行っている呼吸を意識的に行うことで、リラックスでき心が安定してきます。
また、長く吐いたりリズミカルに呼吸を制御していくことは、脳の働きを活発にします。
【瞑想法】
テーマのある瞑想で自分の内側を見つめていきます。時には思い出したくない事柄もあるかもしれませんが、
記憶の中から自分の思考傾向などを探っていくことで、潜在意識次元まで浄化していきます。
同じ出来事でも、ストレスを感じる人、感じない人がいます。それぞれ生きている価値観が違うからです。
人と比べず、自分にとってのストレスに振り回されないしっかりした生き方ができるよう心身両面から
アプローチしていくのがヨーガセラピーです。
ヨーガ療法の効果
改善 ◇自律神経失調 ◇身体の凝り ◇偏頭痛・眼精疲労
◇不眠症 ◇慢性疲労 ◇冷え性 ◇むくみ
◇ストレス ◇運動不足 ◇メタボリック
促進 ◇呼吸器・内臓器官 ◇血液やリンパの循環 ◇集中力
◇感情のコントロール ◇認知症予防 ◇アンチエイジング
ヨーガ未経験の方、男性の方、体のかたい方、
年齢を気にせずどなたでも安心して行えるのが、ヨーガセラピーの良いところです。
ご興味がおありの方は、
日本ヨーガ・ニケタンまでご連絡ください。
ご自宅近くでヨーガセラーを開催しているところの紹介も行っています。
横浜市港北区周辺にお住まいの方は
私がプライベートレッスンとしてご提供していますので こちらまでご連絡ください。